活字だけを読む気分ではなかったのでコミック版を選んだ。読んでいるとコミックの部分は軽く見て間にある文章の方をしっかり読むことになったので、コミック要素なしでも良かったかも知れない。
なぜこの本を選んだのか
稲盛和夫さんの言葉は色んなところで目にするが、その言葉が発せされた背景を一つのストーリーという形で認識していなかったため、単純に興味があった。 ※直近リーダーの役割を誰かにお願いされるみたいは背景は一切ない。
読んでみた感想
読んでみた感想としては「聖人君子なのか?」というぐらい完璧な人物像に思えた。もうちょっと噛み砕くとビジネスで基本とする考えを一つずつ丁寧にこなす人なんだろうという印象を受けた。
読んでみて書かれていたトピックは
リーダーは人格者であるべき(ここの内容が一番濃かった)
リーダーは牽引する力(使命感など)が必要
会社は、従業員を幸せにするためにある
このあたりについて重点的に書かれていたように思う。中でも自分に関係ありそうな話だと、真ん中のトピックに関してだった。そこでは長期的目標やそこからブレークダウンした短期的目標の重要性について述べられていた。書籍の中で長期的目標を達成するために必要な要素として「能力を未来進行形で考える」といったことが挙げられていた。将来〇〇な課題があるから△△の知識は事前にキャッチアップしておこうということである。自分は直近気になったベースで学習しているが、もうちょっとプライベートでの長期的計画を意識して学習するように切り替えるという学習の方針でもありかなーと少し感じた。
話は変わるが、先日観たイチローの人生のインタビューみたいな話で「ムダなことは大事。それをしないと合理的判断において腹落ちして合理的と考えられない」という話を見たばかりだったし、学習ってひたすらやってると突然業務の何処かで「あれ、これ進研ゼミでみたやつだ!」的な感じで活きてくることもあるのでいい塩梅を探る必要があるのかもしれない。